75℃でも平然と。

2004年11月19日 日常
今日は、社会人入試の日なので
学校はお休みでした。
 
ちょうど一年前の今日が、
今通ってる学校の合格発表日でした。
もうそんなに時間が経ってるんですよね。
来年は、どう思ってるだろうか。
 
去年の今頃は、
まさか、こんなにもこんなにも
学生生活が
忙しいとは、思ってもみませんでした。
知識として、看護学生の忙しさは
知ってたけど、体感してみると、
ありえないスケジュールで
日々が過ぎていきます。
いそがしすぎると、
先生たちの機嫌も、色々と。
 
そんな看護師である先生も
看護学生である私たちも
患者様の前では、変身します。
 
そこで水曜日受けた
寝衣交換&部分清拭の実技試験のお話。
清拭って、体を拭くことだから、
当然のことながら、
お湯を使います。
お湯で洗ったタオルを
患者様の体につけるときは、
50〜55℃が適温と言われています。
 
なぜかというと、
患者様の体に
その温度で洗ったタオルを
触れても
熱くもなく、寒くもないと
感じれる温度であるのと、
人がタオルを絞ったりできる
温度の限界値だからです。
なので清拭中は、水温計で
温度を確かめ、
自分の肌でも熱さをチェックし、
患者様に触れた後も、適温かどうか
チェックしながら、進めます。
 
もちろん最初に適温で用意しても
時間が経てば、覚めるので
もっと熱いお湯を準備します。
清拭中もその熱いお湯が
覚めないように、タオルでピッチャーの
蓋をしたりと、水温には
すごーくすごーく気を使うのです。
 
で、試験のときに
学生が用意したお湯の温度は
70〜80℃です。
はっきりいって、水で埋めて
温度調節しようとも、
かき混ぜることもできません。。。
触れた瞬間に、
平然どころか、
タオル落としそうになる温度です。
冬場だと手も冷たいから
55℃でも、悲鳴あげたくなります。
 
ベテランになれば、
それぐらいなら、大丈夫になるんだけどうけど
私たちには、ほど遠い。
がしかし、患者様の前で、
「あっつーーーーー!!!」って
叫べるわけありません。
そんなことしたら、
患者様が恐れますからね。
 
皆、手を真っ赤にして、
熱くて、熱くて、心臓バクバクいっても
平然とお湯を扱いました。
 
もちろん、清拭には
色々チェックポイントがあったりするんだけど
今回の試験の必須項目に
この温度管理もありました。
 
トータル点が60以上でも、
必須落としたら、アウトなんですね。
 
で、私の結果。
タオル熱くて、洗面器の中で
落としたけど、
受かってました☆
 
今回は、ほんと自信がなくて
諦めてたけど、
なんとかクリア。
それも、「優」頂きました☆
もちろん、改善点はいっぱいあったのですが。。。
 
この忙しい中、
試験落とさなくてよかった。。。
 
来週は、物理学・薬理学・病理学総論の
筆記試験と、
血圧測定の実技試験が
成績に関わる試験です。
 
そのほか、
実習前演習として、
バイタルサイン測定チェックや
実習関連の資料提出が
たんまりとあります。
 
これだけ頑張ってるのに!と
言いたくなるけど、
この程度の努力は
患者様の前に立たせていただく
ほんと最低限のことに繋がるんだから
メイ一杯やらないとね。
 
でも、逃げ出したい(笑)

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